今年は皆さん、よもやよもやの一年だったのではないでしょうか。
日常というのはこうもたやすく一変してしまうのか
ということを痛感した一年でもありました。
昨年の今頃、まさか一年後このような状況になっているとは思いも
よらなかったのですが、生きている上では時々こういうことが
起こるのだろうなと、そういう角度から現状を考えていこうと今は思っています。
色々難しい状況が続いたこの一年の中で、明るいニュースの一つに、
“茅ヶ崎の星”野口聡一さんが民間宇宙船「クルードラゴン」
に乗って無事ISSに到着したことが挙げられるのではないでしょうか。
宇宙好きの私にとってもとても嬉しく、励まされたニュースでした。
どんな状況でも人間やるときはやるんだなーと、
人類の強さをあらためて勝手に感じていました。
野口さんの乗ったクルードラゴン1号機には
「レジリエンス」という名前が付けられていましたね。
福祉分野でも使われるこの言葉「レジリエンス」は
日本語に訳すと「弾力」とか「回復力」というように訳されていますが、
福祉分野では「失敗やストレスに対する回復力、適応力」
といった意味で使われているように思います。
野口さん達も「コロナの状況から復活していく」
という意味合いでこの名前をつけたようでした。
若かりし頃、中学の部活で骨折したのですが、
「骨折した骨はもとの状態よりも頑丈になる」と聞き、
そんなものなのかーと部活ができない悶々とした日々の中思っていました。
今年は世の中全体が痛手を受けた一年だったように思いますが、
来年は困難を乗り越えて、もしくは困難とも前向きに付き合えるような強さを
世の中が身に付けているとよいなと思います。
今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします!