ダイエットって難しい。自分との闘い、なかなか厳しい。
GHにも体重を落としていかなければならない利用者さんが何名かいる。
しかし、なかなか食事制限はうまくいかず、逆ギレしてしまうことも・・・(泣)
そんな中、食べてもいいから体を動かそうということで、
女性だけの30分時短フィットネスジムに通うことをAさんに提案。
本人はジムに通う体験も初めて。みんなが楽しそうに体を動かしているのを見て、
やる気満々。一人で通うことは難しいので一緒に私も通うことに。
最初は流れにのれず、次のマシンにうつることができなかったAさん。
コーチの見守りもあり、楽しく体を動かせるようになった。
私の付き添いは結局ほんの数回だけ。
一人でどんどん通い、今ではコーチからも可愛がられ、居心地の良い場所になっている。
月に一度測る測定がとても楽しみで、成果もでてきている。
次は最近通い始めたBさん。彼女は人と関わることが苦手。怖いと思ってしまう。
初日たくさんの人の中に入っただけで体が震え、目が泳いでしまい、
「だめか・・・」と思った。
しかし、非常に元気で明るいコーチについてもらい、
だんだんと表情が明るくなってきた。
入会するかどうかは後で決めればいいかと勝手に考えていた私。
ジムをでたら、「やりたい」と笑顔で一言。そこでまずびっくり。
まずは一緒に通うことからスタート。
マシンとマシンの間のステップボードでは常に私の方を向いて動いていたBさん。
しかし5回の体験が終わり、だんだんと前を向いて体を動かすことができるようになっていった。
「一人で来るのは難しい」という彼女に、
「遅めの時間は人が少ないから、その頃に一緒に行くから大丈夫だよ。
でもいつか一人で来られるようになるといいね」と軽く答えた。
翌日、「一人で行けたよ。」とメールが入った。
あり得ない・・・。こんなこと、絶対ないよ、どういうこと???本当に驚きであった。
よーく話を聞くと、一人で行ってみようと思って入口まで行ったけど、
なかなか入れないでいたらコーチが「Bさん、こんにちは~」と声をかけてくれたとか。
それで中に入りがんばって動けたとのこと。すごい・・・。できるじゃん!!
というか、コーチもすごい。
あのジムはほんとにコーチがすごい。行ってよかった、
楽しいっていう気持ちにさせてくれる。
一人一人にちゃんと丁寧に声をかけてくれる。見てくれている。
改めてコーチにお礼を言った。
すると「Bさん、がんばっているよ~。帰る時にちゃんと出口のところで、
こっちを向いてくれるんだよ。かわいいんだよ。いろんな話を最近してくれるし。」
と嬉しそうに言われた。
このジムのコーチの接し方、とても勉強になる。
私たちはお客様だから、気持ちよく対応してくれるのは当たり前のことかもしれないが、上手い!!
人が苦手なBさんが毎日のように通うことができるなんて、
それってなんなのだろうって今も考えている。