たくさんの縁の下の力持ち

つつじ学園には、たくさんのボランティアさんが来てくださいます。

付き添いで来る兄弟(保護者は親子で療育を受けています)と遊んでくれるボランティアさん、

すてきな歌や音を聴かせてくれるボランティアさん、

手づくり制作やゲームで遊ばせてくれるボランティアさん

 

兄弟をみてくれるボランティアさんは、普段は小さな赤ちゃんたちをみてくれていますが、

夏の長期休み中は小学生のお兄さんお姉さんもたくさん見ていただいています。

 

手作りの制作を用意してくださったり、宿題を見てくれたりと

毎日日替わりで来てくださり、ボランティアさんの協力のお陰で、

今年の夏も乗り越えられました。ありがとうございました。

 

日頃、兄弟は、一人で留守番することもあったり我慢することが多いため、

このようにボランティアさんとたのしく遊んで過ごすことができ、

兄弟の気持ちも充実して満タン。保護者の方も安心して療育を受けられます。

そして、日々の赤ちゃんたちの見守りでは、成長に合わせて柔軟に見ていただいています。

 

そして、先月の8月29日は、ボランティアさんと共催でワークショップを開催しました。

『もくもくさん』と『どんぐりさん』に来ていただき、

第1部は、『もくもくさん作製の手づくりパズルで塗り絵をしよう』

第2部は、『手づくりおもちゃで遊ぼう』を展開しました。

 

 

お二人と事前に何度も打ち合わせをし、素材・大きさ・扱いやすさなど、

子どもたちの様子に合わせて検討してくださり、

おもちゃも子どもたちがチャレンジできそうなものをチョイスしてもらいました。

 

当日は、初めてのことに子どもたちも職員もわくわく。

『いつもは塗り絵に興味を示さないお子さんが、塗り絵を楽しんだり』、

『なかなか自分からやりたいという表現が出しにくいお子さんが、

何度もゲームをやりたい!と主張したり』、

『初めて会う大人に対して自分の気持ちを伝えることができたり』と、

ここには書ききれないたくさんの発見がありました。

 

職員からも「普段と違う反応があった。」「意欲的で驚いた。」

「子どもに合わせて遊んでくれる姿を見て勉強になった。」とたくさんの感想が聞かれました。

 

ボランティアさんからは、『日常と違う体験や関わりにより、

その子の違った表現を職員たちに見て頂くこと、それは上手くいく、

いなかい事も含めてであり、その状態を含めて自身の学びにもさせて頂いています。

また、お子さんたちの様子もよくわかり、つつじ学園の必要性を再確認しました。』

という感想をいただきました。

 

このようないつもと違う大人やいつもと異なる体験をすることも

お子さんの成功体験を重ねる機会になること、

何よりもワクワク・ドキドキとこころ♡が動くことがとても大切なことだなと思いました。

日々の安定と安心の中で力を重ねつつ、このような機会をもつことの大切さを感じています。

 

秋には、どんぐりさん講師によるワークショップ第2弾を企画中。

『職員向けの手づくりオモチャ講座』や月1程度の『音遊び』も予定しています。

日々の兄弟児のボランティアは通年を続きます。

 

このように書くだけでも、地域の方に支えられてつつじ学園があるのだなと、

改めて痛感し、感謝の思いと皆さんの期待にお応えできるように職員一同、

がんばっていこうと思いました。

いつもありがとうございます。

 

 

そして・・・

かわいい一コマ

「もくもくさん、ゴム鉄砲ください。」「はい、どうぞ」「ありがとう」

「これ、どうやるの?」「こうやってやるんだよ」

などなど、たくさんのやりとりが生まれました。

 

 

 

 

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